「恋愛の気持ちはわかるけど、欲望の話になると急に言葉が出てこない。」
「エロい気持ちもあるけど、ちゃんと言葉にするのはなんだか気まずい。」

恋欲ライブラリは、そんな「恋」と「欲望」のあいだで揺れる気持ちを、少しだけ言語化していくための場所です。

ここでは、
・好きな人への感情としての“恋”
・身体が求めるリアルな“欲”
この2つを分けて考えつつ、最後はちゃんと一人の人間の中でつながっているよね、という前提で記事を書いていきます。

今日は、恋欲ライブラリのコンセプトと、これから扱っていくテーマについて紹介します。

恋欲ライブラリとは?

恋欲ライブラリを一言でいうなら、
「恋と欲について、こっそり読み漁れるウェブ図書館」
のようなイメージです。

・真面目すぎる恋愛本だと、ちょっとキレイごとに感じる
・かといって、ただ刺激が強いだけの大人コンテンツは、学びにならない
そんな人向けに、「ちょうど真ん中くらい」の視点を集めていきます。

  • 片思い・両思い・別れなど、心の中の物語
  • 性欲や妄想、エロ動画との付き合い方など、身体のリアル
  • その両方をどう扱えば、自分を傷つけずにいられるか

これらを、1本ずつ“本のように読める記事”として並べていくつもりです。

こんな読者を想定しています

恋欲ライブラリは、次のような人に向けて書いていきます。

  • 恋愛もエロもどちらも好きだけど、頭の中でちゃんと整理できていない
  • 「欲がある自分」を否定したくないけど、開き直るのも違う気がする
  • パートナーとの夜のことを、もう少し穏やかに話せるようになりたい
  • エロ動画や大人向けサービスを利用している自分を、必要以上に責めたくない

いわゆる「清純派」と「オトナ」の間で揺れている人が、少し楽に呼吸できるような、そんな場所をイメージしています。

恋愛編:心の棚

まずは「恋」のほうの棚から。
恋欲ライブラリでは、恋愛に関する記事を、次のような切り口でまとめていきます。

恋のはじまりと不安

  • 好きな人ができたときのドキドキと、「嫌われたくない」不安
  • 連絡頻度・既読スルー・返信の間隔など、現代恋愛ならではのモヤモヤ
  • まだ付き合っていない相手への妄想と、現実とのギャップ

「相手がどう思っているか」よりも、「自分がどう感じているか」にフォーカスしながら、気持ちの整理の仕方を提案していきます。

続いていく関係のメンテナンス

  • 付き合い始めの熱量が落ち着いてきたときの不安
  • 嫉妬・不安・依存との距離の取り方
  • 恋人との価値観のズレを、いきなり別れに直結させない考え方

「ずっとラブラブでいる」ことだけが正解ではなく、「波があってもいい」という前提で、長く続く関係のリアルを扱います。

失恋・別れのあとに

  • 別れた直後に襲ってくる、寂しさと虚無感
  • 元恋人のSNS・思い出・写真との距離の取り方
  • 新しい恋に進めない自分を、責めすぎない考え方

失恋後は、エロや快楽に逃げたくなる時期もあれば、まったく気持ちが動かない時期もあります。
そのどちらも「よくある状態」として扱い、自分をジャッジしない視点を共有していきます。

欲望編:身体の棚

次に、「欲」の棚。
ここでは、性欲やエロ動画、妄想、夜のコミュニケーションについて、フラットに扱っていきます。

自分の性欲と向き合う

  • 「性欲が強い/弱い」と感じている自分へのラベルを、少しゆるめる
  • 一人の時間の過ごし方と、罪悪感との付き合い方
  • 年齢や環境によって、欲の波が変わることを知る

「正常かどうか」ではなく、「自分がしんどくなっていないか」を基準に考えるための視点をまとめます。

エロ動画・大人コンテンツとの距離

  • エロ動画を見ること自体を、過剰にタブー視しない考え方
  • 見すぎてしんどくなったときのブレーキのかけ方
  • 現実の相手との期待値を調整するための、リセットのコツ

「全部やめる」か「開き直る」の両極端ではなく、ほどよい距離感を探るヒントを書いていきます。

パートナーと欲を共有する

  • 「してほしいこと」「してほしくないこと」を言葉にする難しさ
  • 恥ずかしさやコンプレックスを、少しだけ軽くしていく会話のコツ
  • 相手の欲と自分の欲がズレたときに、ゼロか百で考えないための視点

ここでは、テクニックよりも「話し方」「聞き方」「線引きの仕方」を中心に取り扱います。
お互いを追い詰めない範囲で、少しずつ共有していくことを目標にしています。

恋と欲をつなぐ「読み方」

恋欲ライブラリの記事は、

  • 恋愛だけ読みたいときは「恋」の棚だけ
  • 夜や欲望について整理したいときは「欲」の棚だけ

という読み方もできますが、
おすすめは「両方を行き来しながら読む」ことです。

恋がこじれているとき、実は欲のストレスが溜まっていることもあります。
逆に、欲の扱いに悩んでいるとき、恋愛観や自己肯定感が影響していることもあります。

自分の中の
「心の動き」と「身体の反応」
その両方を、別々の棚から見たあとで、少しずつつなげていく。

そんな読み方を意識してもらえると、恋欲ライブラリの記事が、より“自分ごと”として入ってきやすくなるはずです。

これから扱っていく予定テーマ

今後、恋欲ライブラリで記事化していきたいテーマの例をいくつか挙げておきます。

  • 恋愛経験が少ない人の「エロへの不安」とそのほぐし方
  • エロ動画を見ていることをパートナーに言うべきかどうか問題
  • 性欲の強さ・弱さを、相性だけのせいにしないための考え方
  • 恋人がいないときの、恋と欲のバランスの取り方
  • 「恋をしていないのに欲だけある」自分をどう受け止めるか
  • 恋と欲の優先順位がパートナーと違うときの、落としどころ探し

読者からの質問や悩みをベースに、テーマをどんどん増やしていくつもりです。
匿名での相談フォームや、お便り企画のような形も検討しています。

恋と欲を、もう少し自分の味方に

最後に、恋欲ライブラリからのメッセージを。

恋も欲も、ときどき暴走したり、空回りしたりします。
そのせいで、誰かを傷つけたり、自分を嫌いになってしまうこともあります。

でも本来、恋も欲も「自分が生きている証拠」のようなものです。
扱い方を少しだけ工夫すれば、どちらも自分の味方になってくれます。

恋欲ライブラリは、
・恋をきれいごとだけで終わらせない
・欲を汚いものとして切り捨てない
そのための「言葉」と「視点」を集めていく場所です。

読みたいときに、好きなだけ読み漁って、
「今の自分は、こういう気持ちなんだな」と静かに気づける。

そんな、夜中にそっと開ける本棚のようなメディアになれたらと思っています。